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【不規則だし労働過多】介護職員が精神疾患になりやすい理由とその対応法を考えてみた

介護従業者の方々毎日お仕事ご苦労様です。

精神的に参ってないでしょうか?自分もグループホームの管理者となってから3回うつ病のため休職し、復帰してから1年が経ちました。

この仕事はとてもストレスも溜まりますし、精神的にキツい職業です。

なぜ精神的にキツいか?そのための対処法をリアルな視点で考えてみました。

介護の仕事は精神的にキツいの?そのための対処法は?

データで見る介護従業者のストレスの高さ

自分も含め精神疾患になりやすい介護従業者が増えています。

下のリストの通り介護従事者は高ストレスで、健康リスクが高い職業です。

高ストレス者の割合・総合健康リスクが高い職種トップ3

男性

1位 生産工程従事者(工場での加工業務など)
(高ストレス者21.2%、総合健康リスク116.2)

2位 介護サービス職業従事者(ヘルパー職など)
(高ストレス者18.3%、総合健康リスク110.7)

3位 販売従事者(飲食・小売店等での販売職など)
(高ストレス者18.6%、総合健康リスク104.9)
女性

1位 輸送・機械運転従事者(バス・タクシー運転手など)
(高ストレス者18.6%、総合健康リスク106.3)

2位 生産工程従事者
(高ストレス者13.7%、総合健康リスク107.4)

3位 運転・清掃・包装等従事者(倉庫作業員、配達員、清掃員など)
(高ストレス者11.6%、総合健康リスク103.6)

※総合健康リスクは、基準値として設定された全国平均100からどの程度乖離しているかで算出されます(例:総合健康リスク110の場合は全国平均よりも10%リスクが高い)。出典:ストレスチェックマガジン

男性の2位に介護サービス従業者が入っています。

女性に入ってないのはおそらく若く力のある男性がいる施設などは男性職員が力の必要な身体介護をしているためだと思われます。

若い男性がいない施設では女性が二人がかりで対応するなどしていますが重労働であることには変わりません。そして介護従業者は精神疾患になりやすい職業です。

元々業務量が多い介護士

対利用者への対応

介護施設で働いている場合1日の流れをまとめてみました。

起床介助(自ら起きることのできない方の起床を手伝う)洗面、着替えの手伝い

※食事のセッティング、(食事前の服薬がある方は服薬)、下膳と同時に服薬、食後の口腔ケア、利用者によっては臥床

入浴の準備、着替え、洗体洗髪の手伝い、入浴後の着替え、片付け

入浴してない利用者へのレクリエーションの提供

10時のおやつの提供

臥床していた利用者を起こす

昼食時※の作業

口腔ケア後休む利用者を臥床させる

レクリエーションの提供やリハビリ施設ではリハビリ

臥床している利用者を起こす

夕食時※の作業

口腔ケア後就寝準備(着替え、就寝薬の服薬)

就寝介助

施設や利用者の身体の自由さによって違いますが、これが1日の対利用者への対応で、ほとんどの施設は三交代で行われています。

だいたいになりますが8時間勤務でこの作業の3分の2位利用者数は3〜10名ほどを一人で作業します。(施設によってだいぶ差異がありますのでご了承ください)

職員間の申し送りなど

夜勤者と日勤者の勤務交代時の申し送りや考えられるリスクの確認事項の情報伝達

業務日誌や利用者ごとの記録業務

毎日書く教務日誌、記録業務は施設によってだいぶIT化が進み、時間の短縮ができてきているとは思いますが、うちの施設はまだ完全に手書きです。

施設や担当居室の清掃や危険箇所の補修、修繕

毎日やらなければならない仕事ではないですが、本来の介護とは違う業務も介護士がやらなければいけません。

行事や食事などの委員会の仕事

毎月の行事や排泄に対してどうするか?感染予防などの委員会を作って会議をやっている施設もあります。

施設によって全然違いますのでこれ以上ある事業所もあるかもしれません。

これが1日の介護士の仕事でそれ以外に月1回のカンファレンス(利用者の状況をケアマネジャーに伝え今後の介護方針を話し合う)や会議、研修などが入ってきます。

不規則な就労時間

基本的には8時間勤務の三交代ですが、夜勤のある施設だと16時間勤務の18時間拘束だったり、夜勤の連続で時間感覚がなくなるほど不規則な勤務時間になることがあります。

休日の会議や研修の参加

これも事業所によってですが休日でも会議や研修の参加が義務付けられ、代休はなく時間外勤務として処理されることが多いようです。

人員不足の慢性化

少子高齢化が進み介護をする若者(家族を含む)の減少が顕著になっています。

人員を補充するにも介護の仕事を希望する人が少ないため補充もままならず、減少した人員のまま仕事量は減ることなく日々の業務をこなさなくてはなりません。

業務をこなさなければならない以上、人員が減ったまま業務をこなしてしまうので、事業所の幹部などは増やす必要性を感じないのでそのままの人員が当たり前になってしまうことがよくあります。

このようなことで日本人特有の勤勉さから「どんなに時間がかかっても全ての業務を終わるまでは帰ってはいけない」「丁寧な仕事をしないと上司や先輩の目があるから気が抜けない」命を預かっているのでミスが許されない」など、プレッシャーやストレスの中で毎日仕事をしています。

帰っても自分にかける時間が取れず切り替えができないまま翌日の勤務を迎えることがよくあります。

厚労省の対応策

厚生労働省としては介護従事者を増やすために処遇改善手当の導入を行い、介護従事者の待遇を上げるための施策を行いましたが、手当の配分方法などはほぼ事業者任せです。

各市町村の施策

各市町村でも介護事業者のイメージUPなどを行ってはいますが、まだ結果となって表れているものがありません。いくつかご紹介いたします。

出典:河北新報

宮城県では地元の人気芸人サンドウィッチマンを起用したポスターを作成しました

伊達さんは元々介護用具の営業マンだったため快く協力してくださったようです。

出典:神奈川県

神奈川県では横浜市で資格取得費用を助成しています。

雇用保険からの助成制度もありますが制度そのものを知らない人も多いですね。

自分達でできる対策法

自分を大切に!勇気を持って体調不良の時は休ませてもらう

元々福祉の仕事を志す方はとても他人に優しく、自分が休んでしまうことで同僚などに迷惑をかけてしまうと、無理して仕事をやりがちですが、ここは割り切ってキツい時には休ませてもらいましょう。

あなた自身が仕事ができなくなって退職したり、長期休職してしまう方が施設においてダメージが大きいですし、業務改善の必要性を浮き彫りにさせるためにも勇気を持って休みましょう。(休むのに勇気が必要なのもどうかとは思いますが・・・)

切り替えができるものを見つける

自分が仕事のことを忘れてハマれるものはありませんか?何でもいいのでon-offの切り替えができるものを見つけてリフレッシュしましょう。

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体調不調な時が続く場合には病院に行く

不眠や感情が不安定、憂鬱な気持ちが続く場合には心療内科を受診しましょう。

私も心療内科に通っていますが別に鉄格子があったり、怖い場所ではないので気軽に行ってみましょう。普通の病院と何も変わらないと思ってもらって大丈夫です。

どうしてもツラい時は職場を変えることも検討してみる

あなたの人生は1回キリですし、あなたの代わりは誰もいません。

ツラい人生を送るくらいなら転職するのも一つの方法ですし、あなたは決して悪くありません。

まとめ

介護の仕事は精神的にキツいことが多いけど、現代の日本においてなくてはならない職業なので無理せず誇りを持って働こう!

みなさんも感じている通り、介護士というのは本当に素晴らしい職業だと思いますので、これから介護従事者が増えて少しでも負担が減って健康に働ける業種になるといいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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