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【お金と時間を大切に!】メイプル超合金安藤なつの介護本の概要を解説!

人気漫才コンビメイプル超合金の「安藤なつ」さんが介護に関する本を出しました。

なつさんは中学時代から叔父さんが施設を運営している関係でボランティアとして介護に携わってきました。高校卒業後も介護の仕事をしてきた安藤なつさんと介護のことやお金のことも学びましょう!

今回はこの本の概要を解説しながら現役介護士で管理者の経験もある私の経験や意見も入れながら解説したいと思います。

介護のことは何もわからないけど安藤なつさんと一緒なら介護のこと学んでみたいよ!

その前に安藤なつさんてどんな人?

安藤なつ・・・1981年1月31日生まれ 東京都出身 ツッコミ担当 高校卒業後色々な相方とコンビを組んでいたが、あまり売れず結成と解散を繰り返す。

2012年8月にカズレーザーさんと「メイプル超合金を結成。2015年Mー1グランプリ決勝進出しブレイク。

趣味は回転寿司巡り、大柄な体だが大型二輪免許を取得し、ハーレーダビッドソンも乗り回すことができます。

介護の経験は20年以上でメイプル超合金結成前は芸人を引退し、介護士になることも考えていました。

 

 
 
 
 
 
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介護のカタチを考えてあなたの人生を守る

介護は「就職」「結婚」「出産」と同じライフステージの一つと考えて、お金も気持ちも自立してもらってドライに割り切ることが大切です。

そこで介護サービスを使うことを検討しましょう。

人生100年時代に突入し、親が75歳から介護を始めたとして100歳までに交通費片道1000円かかったとしても250万円かかります。

介護離職が社会問題になっていますが年収450万円の方が4年間介護のため離職すると1800万円の損失になります。

その間に介護者の人生も色々変わり親の介護にかける時間も限られます。

まさに、肉体的にも精神的にもとても負担がかかるので、まずは介護者の人生を最優先することを考えましょう。

介護はひとつのプロジェクト

親が介護を必要となったらそれを一つのプロジェクトと考え、ご家族の一人が「キーパーソン」となりましょう。キーパーソンは外部との「調整・交渉・手続き」を行い、家族間の意見を取りまとめる役割を持ちます。

キーパーソンのもう一つの仕事として「親が亡くなるまでのマネジメント」を行います。

親が亡くなるまで全てのことを自分一人でやることは不可能です。

どのような状態になったらどの介護サービスを使うのかなど、サービスや制度を探すようにしましょう。今すぐ難しいことを覚える必要はありません。

その時が来たら自分がマネジメントする心構えだけしておけばOKです。

親が自分のことを客観的に第三者に話すのはとても難しいです。

見栄を張ったり、甘えてしまったりするのでキーパーソンの方が介護サービスの提供者に情報を伝える役割を持ち、気づきのメモをとると実際のサービス提供前の話し合いの時に役に立ちますし、事業所側から見てもとても助かります。

  • 介護休業と介護休暇

日本には労働基準法により介護を理由に仕事を休むことができる法律が定められています。

  介護休業 介護休暇
利用できる人 要介護状態にある対象家族を介護する者
必要な勤続期間 1年以上 半年以上
手続き方法 原則、2週間前までに書面で申し出る 当日の申し出でOK
対象となる家族の範囲 配偶者(事実婚を含む)、父母、子、配偶者の父、母、祖父母、兄弟姉妹、孫
日数 対象者一人につき通算93日まで、3回を上限に分割可能 1年に5日まで(対象者が二人以上の場合は10日まで)1日または時間単位での取得可能

その他にも時短勤務、フレックスタイム制、時差出勤、残業の免除なども認められます。

どこで看取るかを考えておく

本人の希望やご家族の状況によって家だったり介護施設だったり親の最期をどこで見届けるかを考えておきましょう。

介護度が重くなり要介護1以上になるとまず一人で暮らすのは不可能です。

そうなると施設入居の検討が必要ですが将来的な看取りのことも考えて施設を選びましょう。

介護保険と医療保険

日本は全員が介護保険と医療保険に加入しています。

医療保険はほとんどの方が使ったことがあると思いますが、病院に行くとほぼ自己負担が3割で済むのも医療保険です。

介護保険も似ていて介護サービスを使用しても収入にもよりますが、ほとんどの方が1割の負担で済むのが介護保険です。

医療保険制度では「高齢者医療保険制度」と言うものがあり、70歳から74歳は2割負担75歳以上は1割負担で病院を受診したり、薬をもらうことができます。

最後の手段としては生活保護も

ご家族の金銭援助が難しい場合は「生活保護」の申請をすることも検討しましょう。

施設入所中でも申請することができます。私が働いているグループホームでも入所者18人中7人が生活保護です。後ろめたい気持ちがある方もいるかとは思います。

しかし、法律で「日本国憲法第25条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長する」と定められています。

まずは社会福祉事務所に相談してみましょう。

※生活保護のことが漫画でわかります。吉岡里帆さん主演でTVドラマにもなりました

介護保険のお得な制度

親に介護が必要だと思ったら、まずは親の住む中学校学区にある「地域包括支援センター」に相談しましょう。

電話で構いませんのでまずはご相談ください。

センターの職員が親のところへ面会に向かう事もできます。相談料金は無料です。

介護の便利帳がとても便利!!

この「介護の手引き」という冊子は自治体の介護サービス事業所全ての連絡先が載っているだけではなく、介護保険の相談窓口や福祉車両を扱っている車屋さんなどの連絡先まで載っており、まさに「介護の便利帳」です。

各自治体の介護保険課に電話やメールでお願いすると無料で郵送してくれるので1冊持っているととても便利です。

私も仕事用に毎年更新されるたびに1冊デスクにおいてました。

介護サービスを受ける前段階として介護認定を受ける必要がありますが以下のページで解説してますのでここでは割愛します。

介護度を決める認定調査の中に訪問調査がありますがご家族の方はぜひ立ち会いましょう。

ここでキーパーソンの方のメモが効力を発揮します。

どうしても本人は張り切ったり、見栄を張ったりしてしまうので本人のいないところで本当の親の姿を調査員の方に伝えましょう。

正確な介護度を出してもらうのにとても重要です。

介護認定が終わると介護サービスを利用するためのケアプラン作成をケアマネージャーという有資格者に作成してもらいます。

介護度が要支援1・2の場合は地域包括支援センターのケアマネージャー。

要介護1〜5の場合は居宅支援事業所のケアマネにお願いすることになりますが地域包括支援センターで紹介してくれますので心配はいりません。

途中で変更する事もできます。

ケアプランは学校でいう時間割のようなものでその人に合ったケア内容や利用するサービスを一緒に考えてくれ、介護度によって使えるサービスに限度があるので限度に合わせてケアマネさんがサービスの選定をしてくれます。

家族の時間を守る在宅の介護サービスはどんなものがある?

在宅のサービスには大きく分けると「日常的なケア」「医療的なケア」の2つに分かれます。

  • 主な「日常的なケア」

訪問介護・・・食事や排泄などの身体介護と掃除や洗濯、料理などの生活支援を自宅にいながら受けられます。

訪問入浴・・・一人でお風呂に入れない方のために入浴のサポートを受けられます。

  • 主な「医療的ケア」

訪問看護・・・訪問介護はホームヘルパーさんが来るのと違い、看護師さんが来てくれるので点滴や注射などをやってくれます。

訪問リハビリ・・・OT、ST、PT、と呼ばれるリハビリの専門家がきてリハビリの指導を行ってくれます。病院から退院したばかりの場合に利用することが多いです。

在宅以外にも家にいながら施設でのサービスを受けられるのが通所サービスと呼ばれるものです。

  • 主な「通所サービス」

デイサービス・・・車での送迎があり、施設で入浴、食事の他にレクリエーション活動があるのがデイサービスの大きな特徴です。

デイケア・・・同じく車での送迎があり、主治医の指示によりリハビリを行います。

リハビリ中心のケアになるので入浴や食事がない場合もあるので確認が必要です。

ショートステイ・・・短期的に施設に入居し、その施設の利用者として生活することができます。最大30日まで連続で利用することができます。

その他にも介護保険適用外にはなりますが損害保険会社の見守りサービスや外食事業者の宅配食事サービス、床屋さんや美容室も訪問で髪を切ってくれると頃があったり、金銭管理をしてくれるNPO法人などもあります。

社会福祉協議会では1割負担とはなりませんが年会費を払うことで3割ほどの負担で、窓拭きや電球の交換などの訪問介護ではサービス外となる困りごとを解決してくれるサービスもあります。

親が介護認定を断固拒否!!その時はどうすればいい?

これは結構あることで自分に介護は必要ないと、プライドが邪魔をするパターンが結構あります。

そんな時は主治医に一言言ってもらうようにお願いしたり、介護認定を受けずに利用できる「総合事業サービス」というものもあります。

地域包括支援センターで日常生活の様子や身体状態、外出の頻度など「基本チェックリスト」の質問に「はい」か「いいえ」で答えて、介護予防が必要と認定されれば、ホームヘルプサービスやデイサービスを受けることができます。

誰も病院に付き添えない!そんな時はどうしたらいい?

今はコロナウイルスの影響などで病院に付き添うことができないこともあるかと思います。

そんな時は訪問診療を利用し、お医者さんに来てもらったり何かあった時のために往診をあらかじめお願いしておくこともできます。

子供の時間も親も守る施設介護を学ぶ

施設に移るタイミングは?

親が一人で住むことが難しくなったり家族の環境の変化もあったりで施設入居を考えるときが必ずきます。

本人も家族も不安な気持ちになるので慎重に時間をかけてお互いに納得して施設入所をできるようにしましょう。

ショートステイで施設というものに慣れておく事も一つの方法です。意外と他の利用者や職員と仲良くなっておくと入居がスムーズになったりします。

「フルプラン」と「オプションプラン」

「フルプラン」はその施設の職員が全てサービスを行う施設です。

外部の事業者が入ってサービスを行う施設を「オプションプラン」といいます。フルプランは「介護型」と呼ばれ、特別養護老人ホームやグループホームがあります。

入居施設はほとんどがフルプランです。

オプションプランは「住宅型」と呼ばれ、サービス付き高齢者専用住宅や有料老人ホームなどは介護サービスが別契約になることがあります。

身元保証人て何をするの?

入所契約時に身元保証人が必要になりますが身元保証人としての役割をは大きく分けて「精神的なケア」「施設との窓口」「お金の管理」の3つです。

「精神的なケア」・・・入所直後は精神的に不安定になりがちなのでできれば面会をしてもらうのがベストですが、ご時世により面会が難しい事もあるので、電話や手紙などで寂しくさせないような配慮が必要になります。

「施設との窓口」・・・急な体調の変化や転倒などの事故報告、入院した場合は手続きを身元保証人にしてもらうことになるので携帯電話はできるだけ繋がるようにしてください。旅行などで遠方からすぐに来れない時はあらかじめ施設に一言伝えておくと施設側も助かります。

「金銭管理」・・・施設では原則本人の財産は預かりません。入居中ももちろん年金は振り込まれますので施設での必要物品の購入や利用料の管理をお願いします。どうしてもご家族でできない場合は財産管理をしてもらえる介護保険適用外のサービスがあります。

損をしないための介護のお金ルール

入居施設にもクーリングオフが使える!!

90日以内に退去すればクーリングオフ制度が使えるので入居一時金などの前払金は全額返金になります。

施設が合わなかったなどの場合には早めに動くことも考えましょう。

金銭的余裕が無いなら特別養護老人ホーム一択!

金銭的余裕が無い場合は特別養護老人ホームがおすすめです。

社会福祉法人しか運営できないために利用料がかなり安めに設定されています。

但し、要介護3以上じゃないと申し込みすらできませんので注意してください。

料金が安く人気が高いために待機者が多い場合もあるので申し込みしてすぐに入所することは難しいことも想定して申し込んでおきましょう。

複数の施設に申し込んでおくと入所の案内が早く来る場合があるのでおすすめです。

3つの「ない」ではうまくいかない!

  1. どの(誰の)お金で介護するのか計画してない。
  2. どんなお金がかかるのかわからない。
  3. 介護費用を軽減する制度を知らない。

1は基本は親の金で介護をするべきです。

不足分が出た場合は誰が負担するのか家族間でルールを決めておきましょう。

2は介護サービス費や施設入居の場合は消耗品や日用品は実費負担になるので月にどのくらい負担が増えるのか把握しておきましょう。

3は介護保険制度の中でもなかなか難しいので自ら調べるか、施設の相談員や管理者に相談すれば教えてくれます。

住民税非課税の場合は保険外費用が軽減されることも!

収入が少なく、住民税が非課税の場合は「特定入所者介護サービス費」を自治体に申請することで食費や部屋代に上限がつくので保険外費用が軽減されます。

高額療養制度を利用しよう!

後期高齢者でも高額療養制度が利用できます。

通院代や薬代の領収書はきちんと施設で保管してますので1年に1回まとめて郵送してもらいましょう。

オムツ代も適用されるので自己負担の場合にはレシートや領収書をとっておきましょう。

非課税世帯の場合には「限度額適用・標準負担額減額認定証」を役所で発行してもらう必要があります。

高額介護サービス費・高額介護合算療養費

所得に応じて支払額の上限を超えるとお金が戻ってくる「高額介護サービス費」という制度もありますので適用になるか1回調べてみるといいでしょう。

8月から7月末日までの医療保険と介護保険の自己負担分を世帯単位で合算し、所得に応じた上限額を超えるとお金が戻ってくる仕組みが「高額介護合算療養費」です。

対象となる人には支給申請書が郵送されてきますので忘れずに申請しましょう。

まとめ

親の介護は計画性を持って!一人でやるのは不可能なのでいろんな人に協力してもらいながらワンチームでやろう!自分の生活を大切に。

親の介護は終わりが見えずストレスもたまりますが、自分のことを優先に介護サービスに甘えられるところはお任せしながら時間とお金を大切にしてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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